暗号・認証の基礎
情報セキュリティマネジメント試験「ソルト」の問題
パスワードに付加してからハッシュ化し、事前計算表による解析を防ぐためのランダムな値はどれか。
ア通信経路を暗号化し離れた拠点間を仮想的に安全に接続するための専用線に似た仕組みである。
イ利用者の入力した文字列をそのままDBへ渡して命令として実行させてしまう不適切な処理である。
ウ利用者の指紋などの生体情報を読み取り数値に変換して登録し本人確認に用いる。
エパスワードに付加してからハッシュ化し事前計算表による解析を困難にするランダムな値である。
正解
エ.パスワードに付加してからハッシュ化し事前計算表による解析を困難にするランダムな値である。
ソルトは、パスワードをハッシュ化する前に付加する利用者ごとに異なるランダムな値であり、これにより同じパスワードでも異なるハッシュ値となるため、レインボーテーブルなどの事前計算による解析を無効化できる。
?選択肢ごとの解説
ア ×VPNの説明で、経路の暗号化でありパスワード保護のソルトとは異なる。
イ ×SQLインジェクションに関する説明で、脆弱性でありハッシュ強化のソルトとは別概念である。
ウ ×生体情報の数値化の説明で、認証の手段でありソルトの役割とは無関係である。
エ ○ソルトは、パスワードをハッシュ化する前に付加する利用者ごとに異なるランダムな値であり、これにより同じパスワードでも異なるハッシュ値となるため、レインボーテーブルなどの事前計算による解析を無効化できる。
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