民事責任
情報セキュリティマネジメント試験「不法行為に基づく損害賠償」の問題
故意または過失によって他人の権利や利益を侵害し損害を与えた者に、その損害の賠償義務を負わせる一般的な根拠はどれか。
ア製造物の欠陥がある場合に限り製造業者等に無過失で責任を負わせる製造物責任法の規定である。
イ契約に基づく義務を果たさなかった場合の責任を定める債務不履行の規定である。
ウ刑罰として行為者に懲役や罰金を科すことを定める刑法上の規定である。
エ故意・過失による権利侵害に対する損害賠償義務を定める民法の不法行為の規定である。
正解
エ.故意・過失による権利侵害に対する損害賠償義務を定める民法の不法行為の規定である。
民法の不法行為は、故意または過失によって他人の権利や法律上保護される利益を侵害した者に、生じた損害の賠償義務を負わせる一般的な根拠規定である。
?選択肢ごとの解説
ア ×製造物責任法は製造物の欠陥に限った無過失責任の特別法で、契約関係を問わず広く適用される本問の不法行為とは適用範囲が異なる。
イ ×債務不履行は契約上の義務違反を前提とする責任で、契約の有無を問わない本問の不法行為とは責任の発生根拠が異なる。
ウ ×刑法は国家が刑罰を科す規定で、被害者への損害賠償を定める本問の民法の不法行為とは責任の性質が異なる。
エ ○民法の不法行為は、故意または過失によって他人の権利や法律上保護される利益を侵害した者に、生じた損害の賠償義務を負わせる一般的な根拠規定である。
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